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2009年 04月 15日
突然、ブログタイトルやカテゴリに「流産」という忌まわしい言葉が追加され、
驚いている方もいらっしゃるかも知れませんね。 これまでは、「欲張りな妊婦 ~38歳初妊娠~」というタイトルだったのにね。 2009/3/31(火)の夜、14週6日で流産してしまいました。 出産予定日は、2009年9月23日でした。 35歳で結婚、38歳で自然妊娠、そして流産(死産)。 身長14.5cm、体重50gの、小さなちいさな我が子。 性別はまだ、分かりませんでした。 胎児ネームは、「まるこ」。 ある朝夫が突然言った「女の子だったらまるこがいい!」から取ったもの。 苗字にも「まる」が付いているから、ちょっと太っただけで、 「おまえ、まんまるじゃ~ん」などと苛められるのでは?と、 わたしは笑いながら反対したけれど、 胎児ネームとしては何とも可愛い感じがしたので、 お腹の子をそう呼ぶことにしていました。 流産した日から今日で半月が過ぎましたが、その間実にいろいろなことがありました。 そして、妊娠前より確実に成長している自分が、今、ここに居ます。 今回の妊娠・流産という体験は、わたしの人生に於いて、 決して無駄なことではない、すごい悲劇的なことでもない。 そんな心境になれた今日、改定を加えて久しぶりに更新することにしました。 流産後は4日間入院していましたが、 入院中も、自宅に帰っても、パソコンでわたしが検索し続けたキーワードは、 「流産」「流産 原因」「流産体験」。そして、多くの人の流産体験を知りました。 体験者だけが書き込める掲示板に、 我が身に起こったことや心境を書き込んだことによって、 同じ流産体験者の方たちからコメントを頂けました。 それが、どんなに慰めとなり、どんなに力になったことでしょう。 今日は、退院後初めての診察でした。 この日を迎えるまでの間、微熱が続いたり下腹部が張ったり、 これまでにはない体調に不安になり、2度も病院へTELしてしまいました。 けれど、血液検査の結果も良好。湯船に入ってもOKという許可も頂けました。 ほっとしたのも束の間、わたしの前にいらっしゃった患者さんが、 流産を告知されてしまったのを、カーテン越しに聞いてしまいました。 診察台の上で、泣き出す女性。 診察が終わって、着替えるための小部屋に入っても泣き続ける女性。 その細い泣き声が、とてもつらかったです。 出来ることなら声を掛けて抱きしめてあげて、 泣きたいだけ泣かせてあげたいと思いました。 けれど、突然そうされても驚くし迷惑な人のほうが多いでしょうし、 カーテン越しのためお互い顔を合わせることができないので、 診察室を出たら、その患者さんがどの方なのか分からないし、 結局、その方に声を掛けてあげることは出来ませんでした。 人から力を貰い元気になりつつあるわたしが、人の力になれないという歯がゆさ。。 でももし、その方が、そして今まさに涙している方たちが、 わたしがそうだったように、「流産」で検索して偶然このブログに辿り着き、 ほかの人の流産体験を知ることで慰めになり、 自分だけじゃない、と、励まされるかも知れない可能性があるなら、 わたしは自分の体験の全てをここに書き綴ろうと思います。 流産は、本当に悲しく、受け入れがたい出来事です。 悲しくて、苦しくて、悔やんで、納得できなくて、切ない気持ちで居るのは、 自分ひとりだけではないことを知って欲しいと思います。 同時に、このブログは我が子の貴重な記録であるとともに、 全部を書ききることが、わたし自身のメンタルケアに繋がるものだと思っています。 みんなで乗り越えたいですね。乗り越えましょう。 わたしも、頑張って前に進もうと、今も努力中です。 【TOP:コンテンツメニューに戻る】
by mrs_ori
| 2009-04-15 19:54
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